いよいよJリーグ2012開幕しました。
初戦は、名古屋。
ACLで痛い引き分けではありましたが、開幕前に実践を行えたアドバンテージは大きいでしょう。
対してエスパルスは、蓋を開けてみるまではわからない布陣・内容。
先発は、
林 彰洋 31 GK
吉田 豊 28 DF
岩下 敬輔 5 DF
カルフィン ヨン ア ピン 4 DF
李 記帝 33 DF
村松 大輔 2 MF
河井 陽介 17 MF
枝村 匠馬 8 MF
高木 俊幸 13 MF
アレックス 7 FW
大前 元紀 11 FW
ヨン ア ピン をセンターバックに、サイドは吉田と李。
河井もスタメンに名を連ねる。
結果から言うと、負けたとはいえ、いい試合ではあった。
ジャッジが少し名古屋よりだったという不運もあるが、積極的に攻めることもできたし、シュート数も上回った。
実践としては、初めのメンバーでバランスもまずまず、守備での綻びも少なかった。
ゲームメイクという点でも、期待以上の結果であった。
しかし、即席であり、若手の多いメンバー構成。
制術したチームであれば、ゲームメイクに関してもっと褒めてもいいが、これが常に続くとは思ってはいけない。
サイドの崩しも期待できそうではあるが、中とのバランスがよくないし、ターゲットとしての動きがない。
逆に言えば、前線はボールをつないで、ドリブルで打開したい思考が若干強い。
採れそうで取れなかった試合という見方よりも、ゴールまで遠かった試合と私は見る。
決定力という個の部分で、打開も改善もできるが、チームとして得点を積み重ねるという部分では、期待より不安の大きい気がする。
とはいえ、
この試合の村松はいい働きで、かなりの評価・収穫であり、彼の活躍次第で、ある程度チームがまとまるという期待は大きい。
河井にしても、何もできなかったわけでなく、邪魔をすることはなかっただけに、慣れればミスターエスパルスになれるかもしれない。
ヨン ア ピン のセンターバックも彼らしさが出ていたし、高さに不安があるが、岩下と共に強さとバランスで連携を高めて行ければと思う。
タイトル通り不安の方が大きい。
しかしながら、ふり幅は大きそうなので、その点、ダイナミックなサッカーに進化していく可能性もあるだろう。