清水エスパルス、Jリーグ開幕戦。
結果は1-3でFC東京に逆転負け。
その前に、
今シーズンからVARが導入されたわけだが、
ACLに出場しているチームには、カードを控えめにする・甘くするというルールもできたんだっけ?
この試合、荒木友輔主審にかなりコントロールされた。
前半からバックチャージなどイエローカードが出ておかしくないところをかなりスルーされた。
DAZNの解説者も、やんわり
- 「あそこは・・・」
- 「本来なら・・・」
というコメントが・・・。
荒木友輔主審も、いろいろあるんだろうね。
とは言いながらも、1-2の段階での立田悠悟のPK献上。
あのシーンは逆に、立田にイエローだったと思うけどね。
この帳尻をあとから合わせるあたり・・・・・・やっぱりプロだね。
重宝されるわけだよ。
そんなことはいいとして・・・。
清水エスパルス-FC東京:先発メンバー
先発は
32 GK ネト ヴォルピ
21 DF 奥井 諒
5 DF ヴァウド
2 DF 立田 悠悟
8 DF 石毛 秀樹
20 MF 中村 慶太
28 MF 西村 恭史
14 MF 後藤 優介
30 FW 金子 翔太
23 FW ティーラシン デーンダー
16 FW 西澤 健太
別メニューだった竹内の名前はない。
代わりに中村慶太。
まず、結論として、
中村慶太に素晴らしいポジションが与えれた。
と評したい。
たくさんボールに絡み、独特のタイミングで散らす。
そこにスルーパスなどの見せ場はいらない。
かれが、このポジションに入ったことで、昨年とは180度違うサッカーに変貌した。
このポジションには、
岡崎・ヘナト・竹内などがいるが、この1試合で彼の今シーズン、求められるプレーが決まったように思う。
清水エスパルス-FC東京:内容
試合前はかなり押し込まれると思っていたが、
試合が始まると、エスパルスがボールを持ち、FC東京がカウンターを狙う。
FC東京がボールを持つと、早いプレスと連携の取れた距離感で、やりたいことをさせない。
前半は、ピンチもあったにせよ、やりたいサッカーができたといえるだろう。
後半も開始早々、早いプレッシャーから相手のミスを誘いチャンスも作れていた。
ただ、相手はFC東京。
強力フォワード陣が、エスパルスの疲れを見逃さなかった。
特に、2失点目。
西沢がサイドからえぐり、そこから一気にカウンターを食らったのが、
レアンドロにボールが渡ったとき、金子は追うのを止めた。
別のコースを潰すわけでも、人数が足りてるわけでもない。
敵であるレアンドロに、あとはよろしくと言わんばかりに・・・。
これは、今年のサッカーにあってはいけないプレー。
金子に限らず、求められているものが許容を超えるだろし、まだまだ、形にはなっていないので負荷は大きいだろう。
ただ、このプレーは残念であった。
清水エスパルス開幕戦の感想
監督が変わればやりたいサッカーが変わることを実感できた。
ただ、これを形にするには時間がかかるし、そもそもこの形に合わない選手もいる。
北海道コンサドーレ札幌:ミハイロ・ペトロヴィッチ監督のサッカーのような細かくパスをまわす。
基礎的なトラップができない選手は合わないし、時間がかかる。
しかし、パスの受け方、受ける前の準備を身につけることで、サッカーの質が上がるし余裕が生まれる。
いちよ、前半だけはそれができていたわけだから、その時間を5分、10分、選手後退を上手に行い延ばしていけばいいのだが、そこで生まれるのがベンチ問題。
- 1 GK 西部 洋平
- 3 DF ファン ソッコ
- 13 DF 宮本 航汰
- 7 MF 六平 光成
- 26 MF 滝 裕太
- 9 FW 鄭 大世
- 11 FW ジュニオール ドゥトラ
六平はどちらかと言うと器用ではない。
鄭 大世もジュニオール ドゥトラもキレで勝負できない。
足が止まりだしたときに、少なくともこのベンチでは厳しいだろう。
幸い岡崎・ヘナト・竹内・河井などもいるし、新外人もいる。
このあたりが上がってくれば、より精度が上がるだろうし、今回の先発メンバーより質の高いサッカーになるだろう。
清水エスパルス:今後
この1試合だけでは判断できないが、
選手は相当、頭と身体を当分使うサッカーになる。
結果が伴わなければ、空中分解してしまいかねない。
そのためにも、次節大分トリニータで勝ち点3、最悪でも1をとりたい。