このところのエスパルス
リーグ戦が終了し、来期に向けて動き出したのであるが、選手との契約を一覧にすると
- 枝村 匠馬選手 契約満了
- 角田 誠選手 契約満了
- ミッチェル デューク選手 契約満了
- フレイレ選手 契約満了
- 長谷川 悠選手 契約満了
- 植草 裕樹選手 契約満了
今シーズン、
- レギュラーで試合に出ていたフレイレ
- 欠かせない選手とも言えたミッチェル デューク
- ベンチでしっかり準備をしていた角田 誠、長谷川 悠
単純に来シーズン彼らをエスパルスの選手として見ることはできないし、これからどんな選手が入ってくるかわからないが
少なくとも、平均身長が大幅に長ったことは間違いないだろう。
- 長谷川 悠:187cm
- 角田 誠:180cm
- フレイレ:187cm
- 植草 裕樹:186cm
- ミッチェル・デューク:186cm
別にバレーボールじゃないので高いからいいということではないが、ポジションによっては高さも必要だし、レギュラークラスに位置していた選手ということを考えると、非常に気になる・・・。
契約は双方の合意であること
契約に関して、契約満了=白紙提示 というわけではない。
今後の契約において、数字が合わなければ合意には至らない。
今回の契約満了が、首切りではなく、折り合わなかったということであれば、それはお金に物を言わせられるクラブチームではないのでしょうがないだろう。
しかしながら、白紙提示だとしたら・・・・。
他のチームでも十分結果を出せる
ミッチェル・デューク
個人的に一番エスパルスにとって必要な選手であり、今のJリーグで一番、重宝される選手。
前線で走り回れる選手だけに、先発からでも、後半からでも計算しやすい選手。
技術は若干落ちるも、高さはあるし、気持ちを持っている。
その意味では、Jリーグのどのチームに行っても評価されるだろう。
フレイレ
タイプとして、センターバックではないが、1年センターバックで実績を積んだことでプレーの幅も広がった。
本来はボランチで身体の強さを売りにするタイプ。
起用さには欠けるが、その分、運動量と読み、高さでカバーできる。
長谷川 悠
高さがありながらテクニックもあるのが彼。
ポストプレーもできるし、足元でさばくこともできる。
今のエスパルスでは、前線にキャラが揃っているため、決断としてしょうがないかもしれないが、何処に行っても結果を出せると思う。
角田 誠
ベテランの域ではあるが、若いチームに行けば、その良さを発揮もできる。
エスパルスが降格争いの段階でエスパルスに来たわけであるが、すぐフィットし、結果も残した。
計算できるセンターバックが毎年抜けていく状況下(平岡、三浦、犬飼 )で、中間管理職的な存在だったがまだまだいける。
これからのエスパルス
まあ、結果は結果として、それはフロント・監督の意向ということで、2019年、どんなチーム・選手で戦うのか?
噂は色々出ているが、契約が決まっていないのでそこを書いても面白くない。
今のエスパルス。
立田、松原、金子、北川と若手はいるだけに、今後楽しみという見方ができる。
しかし、選手の成長と選手のキャリアを育てるのもフロントの仕事。
その意味では、少なくとも北川は、早い段階で海外に出してあげたい選手。
Jリーグの質ではなく、海外の体格の違う選手の中で自分のカタチを形成しなくてならない。
基本的なテクニックが備わっている彼は世界で通用するスタイルを確立しなくてはならない。
要するに、相手に合せられる感覚をものにするということ。
別に海外で成功する必要はなく、そのすでを身につけることが、今後の日本代表で結果を残す要因となる。
名前は出さないけど、基本的なテクニックが乏しく、アジアレベルでしかサッカーが通用しない、Jリーグ内で移籍しているような主力選手とは違うということ。
立田も松原も金子も・・・
- 立田に関しては、もう少しJリーグに通用する強さが必要
- 松原は、もっと自分の生きるサッカーのカタチを作り上げることが必要
- 金子は、今以上の運動量を有することで、より選手として際立させること、合せてゴールへ向かう姿勢も必要
そう考えると、
クラブチームは、選手を保有することがメインではなく、出さなくていけない選手をどこに出し、どうなって欲しいかという道を考えながらクラブチームを運営していかなくてはならない。
選手の成長をクラブが助け、より上の高みへの挑戦させ、それを見守るカタチがエスパルスにような金銭的に裕福ではないクラブなのだろう。
そのために選手の価値を少しでも高く見せることも必要だし、それがクラブ運営にもつながる。
エスパルス2019:具体的に必要なポジション・タイプ
2019年だけを考えれば、かなり補強に力を入れる必要がある。
センターバック
フレイレが抜けたセンターバック。
2018年で考えれば、ファンソッコ以外、計算できる選手がいなくなる。
いちよ、立田がレギュラーポジションとして入ることになるようだが、サブとしてではなく、レギュラークラスが必要。
その理由は簡単。
右サイドの補強がうまくいくとは限らない。
少なくとも立田がセンターバックでも右サイドでもプレーできることは確定した。
しかし、仮にそれなりの選手を右バック要因として取ったとしてもプレーへの質は担保されない。
よって、やっぱり立田サイドということもあり得る。
その意味では、センターバックとして、誰を取るのか?ここは大きなポイント。
右サイドバック
上記のことから、右サイドの補強・競争は必須。
昨年も書いたが、このポジション、くすぶっている選手がすべて試してもいいと思う。
その要因が飯田がイマイチであるということ。
守備も攻撃も特徴がなく、だからと言って安定感がない。
それならば、河井に任せたほうがいい。
それくらい、このポジション2019年エスパルスの課題であり楽しみ。
いちよ補強で名前が挙がっている選手がいるので、そのまま入ってくれればまずは一安心だが・・・。
左のハーフ
デュークが抜け、いちよ石毛と白崎のポジションとカタチ的になっているが、
白崎はボランチでこその選手。
ボランチでプレーしていれば、代表候補の名前が挙がってもおかしくない。
もちろん、バリバリでA代表とはいかなくても、候補に挙がるだけでもモチベーションは変わるだろう。
それくらいの視野の広さとプレーの質を持っている。
それだけに、左サイドハーフは、石毛ではなんとなく物足りない。
後ろに松原がいるだけに、エッジの経ち過ぎた選手だとそれはそれで難しいが、このポジションの質は面白いほど高め甲斐がある。
外国人枠
2019年から外国人枠が広がる。
これをどこまで活用するか?
これに関しては、外国人ならいいというわけではないので、何とも言えないがストロングポイントを持った選手である必要はある。
今シーズンでいれば、前半はベンチにテセが構えていた。
足が止まり始めたところで彼が入ることで、みんなを鼓舞した。
また、デュークがいたことで、止まった足を前線からかき回すことで、ゲームの締め方をカタチ付けた。
2019年のエスパルスどうなる?
今の段階では、完全に2019年、イチからのチーム作りの様相だろう。
センターバック、サイドバックの安定が確定していないだけに、楽しみと不安が入り混じっている。
ただ、プラス思考的に考えれば、
フレイレはセンターバックとして不安の方が大きかった。
何度か、立田センターバック、フレイレボランチというブログも書いていただけに、それが実現ということで、気楽に2019年を迎えたいと思う。