2018最終戦
相手はJ2降格が決定しているV・ファーレン長崎。
お互い、降格・ACLなどがかかっているわけではないので消化試合という位置づけ
先発は
13 GK 六反 勇治
27 DF 飯田 貴敬
3 DF ファン ソッコ
4 DF フレイレ
25 DF 松原 后
10 MF 白崎 凌兵
6 MF 竹内 涼
30 MF 金子 翔太
29 MF 石毛 秀樹
9 FW 鄭 大世
49 FW ドウグラス
こんな感じ。
ベンチは
1 GK 西部 洋平
26 DF 二見 宏志
32 DF 水谷 拓磨
7 MF 六平 光成
15 MF 兵働 昭弘
18 FW 長谷川 悠
19 FW ミッチェル デューク
こんな感じ。
カード累積の河井、立田・北川はベンチにもなし。
モチベーションが高いV・ファーレン長崎・イマイチのエスパルス
試合開始からV・ファーレン長崎は前がかり気味に押し込む。
ある意味、これがエスパルスのサッカーで、相手にボールを持たせながらいい場所でボールを奪い速攻を狙う。
ただ、いつものボールの持たせ方、追い方、追いやり方がない。
ただただ、受けに回り、なんとなくのカタチ。
足は動いているのでパスカットなどボールを奪えるが、速攻のカタチにならない。
前線がテセとドウグラスだけに、まずサイドの上がりを待ち、松原からという戦い方があったのだろう。
中盤からドリブルというイメージがあればもっと戦いやすかったし、バランスを崩しにくい形もできただろうが・・・しょうがない。
V・ファーレン・エスパルス打ち合いが始まる
別にノーガードの打ち合いではなかったが、常に相手に先行されながら
鈴木 武蔵(36分)
石毛 秀樹(43分)
ファンマ(45+2分)
白崎 凌兵(58分)
田上 大地(61分)
金子 翔太(62分)
と点の取り合いになる。
72分鄭大世がPKを決めて、4-3のカタチとなり、どう〆るか?
という時間になったが、監督は動かず・・・。
岡部拓人主審、やっちゃった・・・
DAZNで見ていたが、解説が
「前節、エスパルスはあのような試合だっただけに、主審も気を使って笛をふいていますね」
っと。
岡部主審は、その通り、適切な笛を吹いていた。
しかし、87分。
ファンマのシミュレーションに対してPKの笛を。
あれはどうみてもPKではない。
逆に、あれがPKであれば、この試合、何度がPKになってもおかしくないシーンがあった。
まぁ、1つや2つ間違うことはあるし岡部主審は、その非を認めて、給料(年俸)5%返納くらいでいいんじゃない。
V・ファーレン・エスパルス:大味であった
結果的に4-4
飯田を1分でも早く代えて、修正したいところであったが、その手をうつこともせず、
4-3の段階で、テセに代えて、ミッチェル デュークという手をうつこともなく、
4-4という試合結果だけでなく、監督采配も大味であった。
消化試合でもあり、また最終戦ということで、いろいろ調整しないこともあるのかもしれないが、
来期に向けての試合には一切ならなかった。
2018 Jリーグ:エスパルスの結果
これで、2018年のエスパルスの試合が終わった。
14勝13負7分
56得点・48失点
勝ち点49。
今シーズンはまれにみる混戦で、降格の柏が勝ち点39で17位。
12位の横浜F・マリノスが、勝ち点41。
というか、勝ち点41に
- 横浜F・マリノス
- 湘南ベルマーレ
- サガン鳥栖
- 名古屋グランパス
- ジュビロ磐田
とならび、残念なことにジュビロ磐田がPOに回ることになった。
ジュビロ磐田に思うこと
結果的に終了間際のオンゴールでプレーオフに回ることになったジュビロ磐田。
この試合、少し見たが、最後の試合の締め方がすべてであったと思う。
選手に余裕がなかった。
自陣でボールを奪ったあと、フリーでありながら大きくクリア。
もう少し時間の使い方に工夫があれば・・・・。
中村俊輔、大久保嘉人、田口泰士の3人がピッチにいなかったのも大きい・・・。
来期のエスパルスを考える
今期は、開幕前の各評論家がエスパルスの降格を予想していた。
それを覆す結果となったわけだが、来年も同じような立場は変わらないと考えている。
どう考えても、サイドバックとセンターバックの補強は必要。
立田がいないこの試合を見ても、飯田では任せきれないし、崩してからクロスでもなく、スペースに抜けてからのクロスでもなく、ただ単になんとなくクロスでは、ただ、ピンチを招くだけ。
この辺の判断ができないのは致命的。
また、フレイレも兼ねてから、ボランチで強さ見せたほうがもっと中盤に厚みがでる。
今シーズンに関してはヒトのやり繰りで、立田サイド、フレイレ・ファン ソッコのセンターバックに落とし込めたが、これをベースに、ポジションチェンジ、バックアップメンバー補強は2019年に向けて必須課題であると思う。
また、この試合を見ても白崎をボランチに置いた方が、ボールへの絡み方がいい。
ゴールシーンだけでなく、外すシーンも多かったのがその証拠。
サイドで遊ばせるより、真ん中でボールに絡ませたい。
2019年の提言は時間のある時にじっくりしたいと思います。
外国人枠5人
外国人枠が3人から5人に代わることで、サッカーも変わってくるだろう。
2018年で言えれば、ミッチェル デュークの存在はより大きくなるだろう。
彼のボールを追う姿勢は、チームに必要だし、決してテクニックのあるタイプではないが、流れを引き戻すだけのプレー、さらに高さとしも迫力をプラスさせることができる。
サッカー自体変わる?日本選手の質の向上も?
大味なサッカーをしてくるチームが出てきてもおかしくない。
極端な話、前線5人を外国人、あと日本人で守るというチームが出てきてもおかしくない。
エスパルスはそんなサッカーはできないが、少なくともフィジカルの強い選手が増えるということは予想される。
それに勝つために、身体を作るだけでなく、当てから・当たり方・当てられ方を身体に覚えさえることが必要。
この件は、時間があるとき書きたいと思うが、海外に行った選手は別に身体が強くなって当たり負けない身体になったわけではない。
相手のパワー、身体能力を知ることで、当てから・当たり方・当てられ方という対応方法を身につけ、そのための体幹の鍛え方をしているということ。
その意味で、ただ単に当たり負けない身体を作るのではなく、頭を使った身体の使い方も必要だろう。
今日は、こんな感じで。