ダービー。
5-1でジュビロ磐田に勝利した。
1分での北川のゴールがかなり大きかったのは事実だが、5-1ほどの差ではなかったし、課題も多い試合であった。
清水エスパルス-ジュビロ磐田 先発
13 GK 六反 勇治
28 DF 立田 悠悟
3 DF ファン ソッコ
4 DF フレイレ
25 DF 松原 后
6 MF 竹内 涼
10 MF 白崎 凌兵
30 MF 金子 翔太
29 MF 石毛 秀樹
23 FW 北川 航也
49 FW ドウグラス
左太もも肉離れで離脱の河井に代わり、白崎が下がり石毛が入る、既定のカタチ。
1 GK 西部 洋平
26 DF 二見 宏志
32 DF 水谷 拓磨
11 MF 村田 和哉
15 MF 兵働 昭弘
9 FW 鄭 大世
20 FW クリスラン
ベンチには鄭 大世の名前が・・・。
狙い通りのサッカーはできた
試合は、開始1分で、中盤でボールを奪ってからの早いカウンターで北川のゴール。
38分にドウグラスの得点
決して、エスパルスの流れでない中、2-0というシチュエーションを作れたは大きかった。
というか、相手にボールを持たせながら、守備のカタチをしっかりするというエスパルスのスタイルはしっかりしていた前半であった。
後半、集中力にかけるシーンがあり、51分追いつかれる。
この試合、特に立田の緩慢なプレーがみられた。
ディフェンスで、いい形で体を入れ制したにもかかわらず、締め方を誤りコーナーになったりというシーンは、失点がなかっただけによかったが、しっかり対応策を考えたいところ。
その流れを断ち切ったのがドウグラスであり、北川であった。
フリーキックからドウグラスの強さを見せ、こぼれ球をもらってのゴール。
フレイレのインターセプトからの早い攻撃で北川のゴール。
〆は、今日誕生日の村田のゴール。
それも、左サイドで起用されてのゴールは、いろいろな意味で今後楽しみな結果を残した。
交代選手も、クリスラン、村田と入れ、最後の1枚はテセかと思ったが、今後を見据えて水谷だったところもヨンセン監督の意思を感じるものであった。
活躍選手・残念選手
この試合、5-1で勝ったわけだから、ダメだった選手は先に挙げた立田の緩慢なプレーくらいだが、あえて細かいところを突いていくと、石毛はもっとボールをタッチする回数を増やすこと。松原を活かしながら活かされるプレーを構築したい。
良かった選手は
北川は点も取ったし、良く動いた。
ドウグラスもサイドに開き、北川を活かすプレーもあったし、連携はいい物があった。
金子は前を向く姿勢が出てきたことで、プレーが切れなくなった。
白崎はやっぱり、ボランチの方がセンスが活きる。
竹内もボールに触る回数が増えれば増えれるほどチームに安定感をもたらす。
ファン ソッコ、フレイレは、強さだけでなく、カウンターにつながるボールのつめ方を見ると連携がベースにあるのもわかる。
Jリーグ、日本のサッカーは強くならない
この試合、今村義朗主審に笛で1つ気になるシーンがあったので触れておく。
良いところでボールをもったドウグラスが抜け出そうというタイミングで、50-50のコンタクトがあった。
完全にドウグラスのボールだし、身体を使って相手を置き去りにしようというシーンでドウグラスのファールを取った。
この笛は日本のサッカーをダメにする。
Jリーグをダメにする。
フィジカルの強さは、海外でプレーしないと身につかないのは事実かもしれない。
しかし、フィジカルで負けている選手に笛を吹くようでは、一向に選手の底上げにならない。
厳しく、き然に、その笛の指針を見せれば、選手もそれに対応せざるを得ない。
その積み重ねもJリーグを底上げする。
これで、勝ち点40
今日の勝利で、勝ち点40の9位。
3位の鹿島アントラーズとは勝ち点6差となった。
前回のブログでも書いたが、残り5試合で上位進出は難しくない。
今年は、残留争いが激化しているが、3位争いも同じように小さな勝ち点差で争っている。
残りの試合、どのチームも個性がある。
サンフレッチェ広島、湘南ベルマーレ、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸、V・ファーレン長崎
首位争いをしているチームもあれば、降格争いをしているチームもある。
しかし、
相手の特徴を消すのか?
エスパルスの良さを生かすのか?
試合ごとに対応していくことで、勝ち点3を拾っていくことはできるだろう。