いよいよ、ロシアW杯 決勝トーナメント:ベルギー戦。
基本的に個の選手を見れば、かなり差がある。
しかし、個人的に3-1で勝てると思っている。
というか願望でもあるが、決して無理ではないと感じている。
決勝トーナメントは90分ではなく120分
前回も少し書いたが、
決勝トーナメントは、引分けはない。
90分+30分の延長戦+PK のカタチで勝者を決める。
日本が勝つためにはサッかーを90分ではなく、120分で考えなくてはいけない。
そこで
- 守備はしつこく
- 攻撃はシンプル
- 選手との距離間を保つ
- 攻守の切り替えを早く
予選リーグで挙げていたことであるが、ここにイエローカードで無理できない守備、レッドカードで数定期優位という狙いも追加したい。
ねちっこい守備、個の駆け引きでイライラさせ、レッドカードを呼び込む形は意図的でも狙わないといけない。
数的有利+120分 が日本の勝つサッカーである。
逆に、状況によってはPKという選択もあるが、基本的にPKを狙ってはいけない。
理由は簡単、そもそも120分でサッカーを考えている以上、
後半、身体が厳しい時間帯に勝つための日本のサッカーしなくてはいけないし、その時間に日本の色を見せないといけない。
日本のサッカーの良さは、
- 運動量
- 一体感
後半は、日本もベルギーも頭も体も疲れる。
この時間に、日本の良さを出すことで、世界に日本のサッカーを再認識させるしかない!
0-0で前半終えること
ベルギーと日本
ガチンコ勝負であるが、心理的面では180度違う。
- ベルギーは、勝って当たり前
- 日本は、どんな手を使っても勝ちたい。
よって、同点で進めば進むほど、焦るのはベルギー。
となれば、それを耐えれば耐えるほどチャンスは出てくる。
スペイン-ロシアは、PKでロシアが勝ったわけだが、
ロシアは、スペインにボールを持たせ、守備陣形を整えカウンターを狙っていた。
ゴロビンにどうボールを回すか?選手同士の決めごとがしっかりしていた。
無駄な攻撃は避け、常にカウンターを狙うサッカーは日本がやりたいサッカーに近い。
前半は0-0で終わることでゲームプランを考えやすい。
原口がポイント
試合前は情報戦も繰り広げられるが、
ベルギーメディアで、川島と原口が日本の弱点に挙げていた。
これは原口を警戒しているという見方もできる。
サッカーを少なくとも日本のメディアより分かっているベルギーメディア。
日本のサッカーを分析すれば、乾のような目立つ選手より、原口のような運動量であったり献身的な守備で成り立っているのはわかる。
このベルギー戦、香川がかなり光プレーを見せると思う。
試合ごとのコンディションが上がっているし、中盤選手との関係もいいし、乾との関係もいい。
そして、そのお膳立ては原口ということになると思っている。
基本的に左サイドからの攻撃を警戒されるだろうから、
原口がしっかり前から守備をだけでなく、スペースを狙う動きを見せる必要がある。
それによって、香川・乾のプレーの質は保たれる。
3-1の理由
多分5回やれば4回負けるかもしれない。
しかし勝つとすれば
距離間と連携と出足の早さで組織的守備からの勝利。
その中から少ないチャンスをものにして先制。
先制しても戦い方は変えない。
少ないがチャンスは必ず来る。
追加点で2-0。
前がかりに来るベルギーをいなしながらお互い1点ずつ取って3-1
日本のサッカーは、
個において守備の能力が高い訳ではない、
イタリアのような守備のレベルが高い訳でもない。
組織で守るわけなので、
人数をかけて、無理に点を取りに行く必要もなく、少ないチャンスをものにしていくしかない。
ポーランド戦で先発6人代えたことのメリット
ポーランド戦で6人先発を代えたわけであるが、これは日本にとって大きなメリットがある。
6人を休ませることがクローズアップされているが、それだけではない。
スペインやブラジル、アルゼンチンなど今回、予選リーグを全力で勝ち上がったチームとの対戦であれば、ささやかなアドバンテージになるが、ベルギーは9人代えているわけで、この試合においては大きなメリットではない。
ここでのメリットは、ポーランド戦で他の選手を使えたことで、”主力組”というポジションをW杯という大会の中で構築することができたこと。
コロンビア・セネガルといい結果を出してきた11人であったが、確定メンバーではなかった。
ベンチメンバー・ベンチ外メンバーにチャンスがないという状況ではなく、
ポーランド戦で、その選手たちにチャンスを与え、日本のやりたいサッカーを要求することで
自分たちがやりたいサッカーを”主力組”がベンチからそのプレーを見ることができた。
- 何をしていけないのか?
- どこの質をもっと上げないといけないのか?
主力組だけでなく、
- よりイメージを沸かせることができた
- 選手たちへの落とし込みが容易になった
これは、最大のメリットであり、ベルギー戦に期待できることだ!!
審判、これあり?
ベルギー戦、審判がセネガル人ということらしい。
かなり厳しい試合になる可能性があるが、それ以上に審判もそれなりにプレッシャーだろう。
試合前から色眼鏡で見られる。
日本に批判的な判定をすればヤラセ。
日本有利な判定をすれば、それはまたそれで。
多分、
メディアがこれをたくさん取り上げ、SNSでも広がるだろうし・・・。
個人的には、軸をしっかりした笛を吹いてもらえれば納得するが・・・。
FIFAも、意図的に行ったわけではだろうから、こうなった以上、これを逆手にとって
セネガル政府に手を入れた笛を吹くようであれば経済支援を考えざるを得ないくらいのこと言っとけばいいんだよ。
フェアによろしくって!!!
これもサッカー。
雑談
決勝トーナメント、もう1試合
クロアチア-デンマークは、クロアチア PK(3-2)で勝利した。
この試合、クロアチアのいいところを消そうとデンマークはシンプルに対応してきたいけど、
アホなライターとか玄人好みの試合とか言うじゃん。
こうゆうのそろそろやめない。
っと思う。
サッカーファンをバカにしているようにも聞こえるし、デンマークを褒めるのはいいけど、ひとくくりに玄人好みってしちゃうの好きじゃないなぁ~。