いよいよW杯 ロシア 緒戦のコロンビア戦。
試合2時間前であるが、この試合のポイントを3つ書きたい。
ポイントは
- 前半0失点で終えること
- 中途半端な攻撃をしないこと
- 本田の扱い方
この3つである。
今大会、他の試合を見て思ったのが、サッカーをするにはいい気候であり、終盤足が止まることが少ないこと。
要するに、暑さや運動量で勝負するチームのメリットが少ないということ。
とは言え、日本にできることが、嫌がるような守備しかない。
ということで、90分を前半・後半に分けて考えるしかない。
そこで、前半は絶対的に、失点をしてはいけない。
しっかり前からプレスをかけ、取られたら最後まで責任を負って追いかけ、気持ちで負けないこと。
前半0失点に押させることで、後半の戦い方のバリエーションが増える。
足を止めないということはベースに、焦って前がかりになるコロンビアに対して武藤のスピードを生かしたカウンターが想像できるだろう。
次に、中途半端な攻撃をしないこと。
カウンターにおいて、1対2の局面であれば、味方の上がりを待つことなく勝負しシュートで終わること。
ゴール真正面でいい形ができたら、仕掛けてシュートで終えること。
一旦、落ち着かせるのであれば、サイドの回すではなく、後ろに戻すこと。
この理由は簡単、今の日本、ボール回しなど流暢な攻撃はリスクしかない。
ボールを回しながら、仕掛ける選手がいないため、時間と共に人数が増え、攻守のバランスが崩れ、相手の個人のスピードとテクニック、カウンターでヤラレル絵が浮かぶ。
中途半端な攻撃だと思ったら、即、バックパスで、やり直したほうがいい。
そして、最後は本田の扱い。
本来は先発だろうが、報道ではベンチが予想されている。
これは、監督の想いに対してだが・・・・。
西野さんが、本田を使おうと思っているのであれば後半頭から使うイメージで。
前半は全力で全員で守備し、アグレッシブな戦いができたとしたら、それを後半も継続したいところだが、確実にほころびが出る。
選手交代がし難い局面になればなるほど、即決がこの試合では必要。
理由は簡単で、実力差があり過ぎるから・・・。
相手に慣れさせる前に、別のオプションを・・・・っということ。
本田がチームを締め直す。
少なくとも
0-2のような負け試合の局面で使っても意味がない。
コロンビア戦に関しては、泥臭く、20ファール、イエローカードも5枚くらい出てもいい。
レッドカードが出てもいい。
でも、絶対負けない。
最後にやはりビデオ判定は、今大会、大きなポイントとなる。
エリア内では、絶対仕掛ける!!
極端な話
エリア内への仕掛けなら1人で出来る。
要するに、少ない人数で攻撃できる。
少なくとも、周りを使おうという意識より仕掛けてやろう!
という気持ちを優先に。
だからこそ、守備面でも同じ。
早めに潰す。
エリア内には入れない、仕掛けさせない守備、そして、アタッキングゾーンへの容易はパスを入れさせないことだ。
クロスも一緒、厳しくいって、精度を少しでも落とさせること。
テクニックではなく、気持ち、運動量で圧倒するしかない。
要するに、
- 気持ちで負けている奴
- 動けない奴
は日本に帰ってくるな!!!
ということ
と書いていたら、スタメンが発表された。
GK:川島永嗣
DF:長友佑都、昌子源、吉田麻也、酒井宏樹
MF:柴崎岳、長谷部誠、香川真司、乾貴士、原口元気
FW:大迫勇也
まぁ、報道されていた感じだ。
個人的に、昌子は1対1では劣るのでその前でどれだけ昌子の負担を減らせるか?という心配はあるが、槙野よりはマシ。
MFは、もう少し守備的でもいいと思うが、気持ちで負けなければそれでいい。
香川には積極的に仕掛けてほしい。
何度も失敗してもチャレンジしてほしい。
乾がそれに絡めるば何かが起こる。
原口は献身的に守備を期待した。
問題は大迫。
中途半端なプレーで終わらないでほしい。
45分勝負という気持ちで色を見せてほしい。
ボールが来ないようであれば積極的に声を出してボールを収めてほしい。
彼にボールが収まれば、楽しみは増える。
最後にこの試合、前半0失点でいけば、奇跡はある。
武藤と本田と宇佐美が、どんなプレーを後半から見せるか?
本田は、攻撃面だけでなく、攻守のかなめ的なプレーも期待する。
最後の最後に・・・
入り方が大事。
奇跡を起こすのであれば、前半15分耐えるサッカーでもいい。
相手の攻撃をボロクソに受け、それも耐える。
そんなサッカーの入りのほうが、意識作りが容易かもしれない。