スイス戦を見て、
はやり・・・・という感じであった。
西野さんは試合後、
形はできていると思います。
最後の迫力というか、ボールを運ぶことはできています。
(アタッキング)サードまでは侵入できていると思いますが、スイスのセンターが非常に強いので、何か変化がないと崩せないような気がしました。
攻守の切り替えについては)非常に良かったと思います。
攻撃から守備にかかるハイプレスかけながらボールを奪うところは狙い通り、守備に関しては良かったと思います。
ビルドアップも良かったと思います。最後はガーナ戦と同じように決定力。そこに尽きると思います
上記のコメントをしているが、そんな質を求めるだけのサッカーだったか?
W杯って、世界の一流を相手にする大会じゃなかったか?
世界と戦うためのチームを作る監督のこんなコメントを許していいのか?
監督自体が今置かれている状況を把握できていない。
-
監督のやりたいこと
と
-
今やらなくていけないこと
は違う。
なぜ、スイス戦をこのような中途半端な試合をしてしまったのか?
結果的に中途半端にプレスをかけ、適当にボールを持って、今の局面で絶対的にやならなくていけない色を見せることができなかった。
もっと極端な色を持たせたサッカーをし、それで失敗したのなら文句も言わないが、
積極的にプレスをかけることもせず、緩急のないサッカーでは、今までと変わらない。
それに対して、監督のコメントがやり切った感を出されても・・・。
試合前には、
- 全員守備
- 世界とのレベルを認識して
とか
など、泥臭く戦うかと思ったが、ふたを開けてみれば、特別に規律のあるサッカーでなく、少しはプレスを気にしてサッカーしたレベル・・・。
で、今回、W杯日本代表は終わった
というタイトルを書いたが、その理由は1つ。
こんな状況では、コンディションなど整えることはできないだろう。
多分、このままだと、これから10日間、選手的は、肉体的以上に、精神的に追い込まれる。
いい状況でW杯を迎えるのは非常に難しい・・・・。
のが見えている。
ということで、次のパラグアイ戦。
同じようなサッカーをするようだと、個人技にズタズタにヤラレルのは見えている。
この試合、勝ち負けは関係ない。
- 決定力など最初から期待していない。
- ボールキープ率なども気にしていない。
- 攻撃面での迫力も期待していない。
期待しているのは
- 積極的なプレス
- 攻守の切り換え
- そして気持ち
ここまでくると、誰が先発がいいとか、あいつはダメだとかは関係ない。
動けて、気持ちを持っている11人がピッチ立つしかない。
ヒーローはその中から生まれてくることを願うしかない。
ある意味、ギャンブルかもしれないが、
その中で、監督はどう選手を鼓舞するか?
その1つのアクションは、
パラグアイ戦で試合開始直後であっても、つまらないプレーをしたら、即交代させるというなどの厳しさを形に出すことだ!!