この試合、言いたいことがたくさんある。
アウエイ川崎で0-3ということだったわけだが負け方が悪すぎ・・・。
じゃぁ、佐藤隆治は後回ししてにして
負け方の話から・・・。
先発は以下のメンバー。
13 GK 六反 勇治
27 DF 飯田 貴敬
3 DF ファン ソッコ
4 DF フレイレ
26 DF 二見 宏志
6 MF 竹内 涼
17 MF 河井 陽介
30 MF 金子 翔太
29 MF 石毛 秀樹
20 FW クリスラン
23 FW 北川 航也
前回も書いたが、飯田はこの試合で、安定したプレーは必須であった。
逆サイドの二見との連携は期待できないだけに、前半くらいは無理せず消極的と言われてもしっかり安定したプレーが求められた。
個人的な見解だが、
前半、押されながらの展開でボールを奪い、ゆっくり時間を掛けたいところの局面で、不用意に前線へのフィード。
北川がおい!おい!というシーンがあった。
あれで監督は見切ったように思う。
押されている状況であれはないよね。
エスパルスみたいなチームは技術の差を頭を使ったサッカーでカバーしなくてはいけないわけで監督もそこを見切って、後半頭から立田を入れたんだと思う。
ただ、そうであれば、
0-2で折り返し、1点返せばどうにかなるような展開で、河井の不要なプレーから3点目を奪われたところで、負け方を考えた方が良かったようにも思う。
リーグ戦はワールドカップで中断、次の試合は7月18日。
私であれば、河井に責任を取らせ、河井に代えて白崎を入れただろう。
要するに、
ボランチというポジションは、河井と竹内で固定はないというメッセージを、この中断期間前に送ることでチームの立て直しを持たせるため。
3-0で試合をあきらめるではなく、次のつながる選手交代。
河井への責任というプレッシャーを掛けながら、ベンチメンバーにも入っていない選手たちへも発奮させる意味合いにもなる。
結果的に
3-0になれば、エスパルスがボールを持つ時間が増えるのは当たり前だし、
結果的に少しは後半ボールを持てたし、シュートも打てたが、川崎は勝ち点3を取るために無理をしなかっただけ・・。
それが見て取れるだけに、選手交代を含めた負けたが次につながらず、さらに中断前の試合として無意味ともいえる内容であった。
ただ、川崎はいいプレーをしていたし、タイトルでも書いたが佐藤隆治さんもいい仕事をした。
16分あたりに
大島へのアタッキングがファールを取られた。
このジャッジを見たとき、佐藤隆治さんの意図を感じた。
そして、得点シーンとなった場面のファール。
相手のトラップミスを突き、ボールに先に触っているのはエスパルスであり、要するにアフターのファールはダメだよというメッセージを込めたファール。
じゃぁ、2点目のシーン。
あれはこの試合においての佐藤基準なら、アフターのファールじゃないの???
佐藤隆治さんは、W杯ロシア大会でも笛をふくだろうと言われている人。
この試合においても、ある意味、
彼の笛は非常に賢い笛であった。
その意図を持った笛で、エスパルスをズタズタにされた。
0-3の段階でエスパルス有利の笛を吹ているいるあたりも上手すぎ。
さらに、後半、家長のプレーにイエローを出さなかったあたりもこれの裏付けにもなる。
竹内へのプレーは、確実に見ていたし、竹内に肘が入って大丈夫か?という確認までいている。
そのあと、家長の副審への抗議は副審からもアピールがあった。
この一連の流れからイエローはあっておかしくない。
佐藤隆治さんは、そうゆう笛を吹く人なのだろう。
微妙な笛が、直接得点に絡んでしまうのは、まだまだレベルアップが必要であるが、佐藤隆治さんは毒まんじゅうを食らってる審判なんだろう。
利権がからみ、其れにおいて笛を吹く審判。
とはいえ、個人的に、このような主審は嫌いではない。
なぜって、審判とは言え人間。
利権や権力には弱いよ。
利権に背けば生きていけなくなることもある。
そのために、公平に見えるような笛を吹くためのレベルアップを図る。
相撲だって八百長が当たり前だけど(だったけど?)、それを八百長にみえないように技術を磨くのも力士。
それと一緒。
前を書いたけど、主審へのお金での買収はかなり高度化している。
(過去の記事を探してね)
1試合レベルでの買収は浅はかすぎるし、勝ち負けを左右させる笛はありえない。
その意味では、
この試合、まんまと佐藤さんにやられた感じもしてしょうがないが、それがあったとしても負け方をもう少し考えてもいいとは思う。
ただ、本来はエスパルスにストレスをあたえ、イエローカードを量産させるためが今回の佐藤さんのミッションだったとしたら、ファン ソッコだけの1枚で終わったことは良かったと思うし、クリスランもよく我慢したと思う。