以前も書いたが、
今年はW杯でかなり厳しいローテーション。
人のやり繰りは勿論だが、ゲームプランや締め方、また、負け試合も作っていいということを書いた。
アウエイの広島戦。
先発は
13 GK 六反 勇治
27 DF 飯田 貴敬
3 DF ファン ソッコ
4 DF フレイレ
26 DF 二見 宏志
6 MF 竹内 涼
17 MF 河井 陽介
30 MF 金子 翔太
29 MF 石毛 秀樹
20 FW クリスラン
23 FW 北川 航也
2試合連続でサイドバックに二見。
右は飯田。
というメンバー。
ベンチには
- 松原
- 立田
- 白崎
- 村田
- 鄭
- デューク
ということで、前半の展開を見ながら、ゲームを考えるという監督の判断。
結果的に0-2で負けたわけだが、結果が出ているから言えることとして、いい負けであったと思う。
過密日程の中、一番気をつけないといけないことはコンディション。
選手のやり繰りできるチームであれば、ターンオーバー制を敷けるが、
エスパルスの場合は、それは自殺行為。
ということで、小さい修正を繰り返しながら、勝ち点を重ねていかなくてはならない。
その意味で、前半45分は我慢して後半、チャンスをものにできればOKというのが今できる最低限のカタチ。
テセやデュークが後ろに控えていることで、高さがあり、しっかり前から守備しながら点を取る形でしめるという形がそれ。
とはいえ、そんなにうまくいくわけでないのが常。
そこで、この試合の負け方を評価している点なのだが、
サッカーにおいて、
体が疲れ、頭も疲れるサッカーは疲れが蓄積される。
- 相手に振り回されたり
- 攻撃のカタチがことごとくハマらなかったり
- セカンドボールが拾えずイライラしたり
この試合においては、
やりたいサッカーができ、チャンスも何度も作り、ピンチの数も少なく、選手の中ではきっりし仕事をした感が強いだろう。
負けはしたがいい疲れで終われることができた。
さらに、
負けている段階でスパイス的に村田を選択し、結果、0-2からの出場となったが、
いつもとメンバーが違うことで1点取れば何かができるという期待も生まれた。
さらに村田がしっかり噛み合ったことで、攻撃のチャンスを多く演出し、合わせて右の村田を意識させたことで、左の二見も活かせる展開となった。
結果的に、ゴールネットを揺らすことはできなかったが、松原、デュークを温存もできたし、次が勝負ということになるだろう。
ただ、やはり飯田は乗れてないなぁ~。
選手間の連携がまだまだという部分があるとはいえ、スペースの使い方がもったいない。
仕掛けるタイミングで仕掛けられない。
危険なところが少ない部分では悪くないが、スペースがあったらもっと飛び込んでもいい。
監督として、飯田と立田をどう比較しているのかわからないが、この部分は今後も注目の1つ。
次節はアウエイのサガン鳥栖戦。
鳥栖は札幌に敗れ7連敗ということで、崖っぷりの状況。
ここはきっちりアウエイで勝ち点3を取りたいところだが、そんなに甘いものではない。
先発は定番の以下でいいだろう
13 GK 六反 勇治
28 DF 立田 悠悟
3 DF ファン ソッコ
4 DF フレイレ
25 DF 松原 后
6 MF 竹内 涼
17 MF 河井 陽介
30 MF 金子 翔太
29 MF 石毛 秀樹
23 FW 北川 航也
20 FW クリスラン
コンディションが全てとはいえ
休ませたから言ってデュークにする必要はなくデュークとテセは後半からでいいだろう。
前半は無理せず、後半勝負のカタチは変えず、アウエイの戦い方。
しいて要求を出すとすれば、ミドルを積極的に打ちたい。
フレッシュな松原を活かす意味でも、ミドルを打つことでバリエーションを増やし、サイドへの意識を分散させたい。
サッカーは予定通りいくものではないとはいえ、
今のチーム状況は決して悪くない。
試合に飢えている選手からすれば、納得いかない選手もいるかもしれないが、まだまだチームは熟成の段階ではないのでチャンスは来る。
YBCルヴァンカップであるが5月9日は磐田戦は、そのチャンスをつかむチャンスが来るかもしれない。
その意味で
今はしっかり勝ち点を積み重ねることが大切。
日曜のサガン鳥栖は勝ち点3を積み重ねたい。
話は全然変わるけど
磐田のギレルメ、やっちまったなぁ。
あのシーンの審判の笛も怪しいかったけどギレルメのそのあとの行為はあかんね。
1試合の出場停止レベルではないね。
キックとパンチだからね。