マリ戦、1-1。
しかし、内容は負けに等しい。
ハリルがあと3か月で開催のW杯に向けて、貴重な国際親善試合で残念な内容・結果であった。
今日は、
ハリルの想いとメディアの対応について書きたいと思う。
ハリルは、本番のメンバーをある程度決めているのか?
そのベースが、このメンバーなのか?
それとも決めているから、其れ以外の選手を見たかったのか?
これは、当人しかわからない。
しかし、この試合で確実に分かったことがある。
宇賀神はいらない。
よくこのブログにも出てくる、山口と同じ、アジアレベルだが、世界レベルではないということ。
局面でのプレーの質が著しく落ちる。
また、兼ねてから言っている
Jリーグで活躍している選手だから、代表で使えるというセルジオ理論も崩壊となった。
やはり、環境というものは大きいということだ。
で、
ハリルは本番のメンバーをどう考えているのか?
これが大きい。
個人的な見解としては
ハリルはこの試合でも、選手を試す形を取ったのだと思う。
本人の中で、ある程度本番での先発メンバーは決まっているが、それを抑えて、見たい選手を試したのだろう。
本来は、本番に向けて、選手を固定し熟成の時期でもあるが、上積みを狙っているということだろう。
現状の日本選手を見ると、個人差は均衡している。
となると、
- フィットするか?
- 質が上がったときに求めるプレーができるか?
で判断したいところ。
世界各国で活躍する選手が増えたことで、選手の見極めが昔以上に難しくなった。
となれば、そこに時間が割かれるのは当たり前ということだろう。
要するに、
W杯本番では、日本の強味でもあった連動した動きは、試合を重ねながら作っていくということなる。
シッカリした技術があり、気持ちで負けない、動ける・走れる、そして頭を使える選手の見極めが重要となる。
ちなみに、
この試合、もし、私が監督であれば、宇賀神は開始10分で交代させていたと思う。
最低限要求したい技術は、格上相手に詰められたときのプレーですぐわかる。
で、メディアの伝え方として
中島をもてはやすのはまだまだ早い。
後半から出て、流れを変えるという人材としては合格、そんなレベルだ。
このポジションは、バランスと頑張れる原口がいる。