課題も出たが勝ち点3!エスパルス-ヴィッセル神戸戦

エスパルス ヴィッセル神戸 清水エスパルス,試合結果

アウエイ;神戸に4-2と勝利。

この試合、結成間近のチームとして、良い課題、反省点もできた。
 

いの一番に言えるのは、
右サイドを崩されることが多かったことだろう。

これは立田が悪いのではなく、神戸のハーフナー、ポドルスキに引っ張られる形になり、田中、更に三田もそのスペースを埋める形になったもので、対応が難しくなった。

本来であれば、竹内、河井、金子がこのスペースを埋めることになるのだろうが、高さもあるので、ある程度、立田がつくことがあらかじめ決められていたのかもしれない。

ただ問題は、
そのスペースを誰がどのように埋めるのかが、流動的になってしまった。

基本的に、金子が下りる形となったが、しっくりこない時間が多く続いたわけで、早めに河井につかせるなどでもよかったかもしれない。

まぁ、今日の試合は他のチームも研究してくるので、次節以降、このような状態になったときの対処をしっかり確認したい。
 

次に、六反の質が悪すぎたということ。
フリーキックからの失点、あれは駆け引きなのでしょうがない。

私は言いたいのは80分過ぎ、
プレスキックの質が悪いし、無駄なカードまで。
疲れや厳しい状況で、つまらないミスは選手へのダメージは広がる。

勝っているシーンだったからいいものの0-2から2-2に追いつかれた状況では、完全に負け試合をサポートしてしまう。

前節でも、つまらないプレーが出たし少し気になるところ。

 

良かった部分としては、
鹿島戦後、ヴィッセル神戸戦前にも書いたが、
やはり、後半の厳しい時間に、テセとデュークの起用は効果的だ。

何度も書くが、足が止まりだし流れが悪い時に選手の助けとなるし、前からのプレスだけでなく、前線でのボールキープ、ターゲットになるなどメリットが多い。

この2人のセットは、
負けている時であれば、攻撃に起点となるし、
勝っている時であれば、クロージングとして足が止まっている選手の鼓舞、負けている相手も前がかりになりたいところ、ディフェンスのケアをしいられるわけでプラスしかない。

この試合でも、この2人が入ることでチームが落着き、2-0から追いつかれるという嫌な流れを覆した。

サッカーの分からない人は、テセを先発というかもしれないが、
今のチームにおいて、ゲームを〆るという意味でテセの存在が大きい。

究極な言い方をすれば、
この開幕からの2試合で勝ち点4が取れたのは、
2人がいい時間に入り、チームをまとめ直したとも言えなくはない。

 
じゃぁ、今後のチームを考えたときに、何が必要か?
それは、楠神、増田をはじめとした中盤の選手の台頭。

試合に出ていない選手も能力はある。
あとは、練習でのアピールし、もらったチャンスをものにできるかどうかということ。

まだ、開幕2戦目。
監督も選手を完璧に把握しているわけではないし、やりたいことは多いはず。
本来、今日3-0になれば、滝、楠神を使ってみたかったはず。
それくらい、まだ、メンバーを固める段階ではない。

 
個人的に言えば、
石毛、金子については、今シーズン求める質がかなり高いと考えている。

この試合、石毛はアシストを決めたが、まだ、私には満足のプレーには見えない。
金子に関しても、運動量はあるが、頭を使えていない。
もちろん、2人とも悪くはないが、もっと質を上げないとチームの成長はない。
 

松原についても書いておくと、
流れが悪い後半、チームとしては我慢の時間を耐えていたが、
その流れを変えたのは彼であった。
彼の上がりのタイミングはチームを助け、同時に流れを変えるプレーとなった。

松原は、そのうち代表に呼ばれるかもしれない。
彼の攻撃姿勢はいい物がある。
しかし、試合を読む力が今年の1つの成長ポイントでもある。
サイドバックは闇雲にスプリントを繰り返すだけではダメ。
その意味では、いいものがあった。

もちろん、サイドバック同士、立田とのバランスの取り方はまだまだであるが、
公式戦2試合目ということもあり、出来なくて当たり前。
これからということだろう。

 

課題もあったが、4-2というアウエイでの勝利。
2失点は余分ではあるが、勝ち点3を取れたのは大きい。

まだ開幕2試合であるが、スタートとしては満足の域だろう。

 
【予言】
フレイレは、シーズン終盤には、ボランチやってるかもね。
立田は、センターバックやってるかもね。
深くは後日

 
ポドルスキって仲里依紗に似てる瞬間ない?

松原后は神保悟志に似てるよね?

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