マリノス戦で前回予想した通り鄭、チアゴ、ミッチェルの先発を先制しました。
それから予想した通り、白崎の活躍場所が増えました。
試合は負けましたが、第1歩としては、今後の発展性を考えた試みだったと思います。
ただ、やはり、心配していた中盤底のプレーの質、この部分にかかる負担に耐えられるプレーができるか?という部分では心配はぬぐえません。
負けたことで、これが失敗であったという判断もされそうですが、個人的には、前線をしっかりさせることで、より今まで培った、身体にしみ込んている守備への意識はプラスの方向へ進むのではないか?っと思っています。
そのいい例が1つありました。
ACLの浦和と済州Uの試合。
済州は、本当にいいチームでした。
堅守速攻というスタイルで、浦和にボールを持たせながら、アタックスする場所を徹底し、そこでボールを取ったら前に当てて速攻を狙う。
浦和は第1戦、完全にハマりました。
ボールを持ち、守備陣を崩しにかかりましたが網にかかり、カウンターで失点。
よもやの0-2で負けました。
ただ、浦和のいいところはしっかり、2戦目で修正をしてきたところ。
ロングボール、サイドチェンジを多く、また、不用意なパスや崩しをやめ、シンプルに前に当て、手数を少ないサッカーで前半2-0という結果を出しました。
後半、なぜ、つなぐサッカーに変更したのか?はわかりませんが、結果、延長の末、勝利することができました。
と言っても済州のサッカーは、今のエスパルスが目指す形の1つではないか?っと思っています。
幸い、守備への意識は高く、前線にスピード、テクニック、パワー、ポストプレーと多彩のバリエーションがあり
今まで死んでいた白崎が、本来のスペースを突く動きができれば、しっかり守備をして、少ない人数で点を取りにいくという形の確立ができるでしょう。(何度も言ちゃってますが)
そして、U-20。
こちらは、本来期待したプレーを出せずに終わってしまったような気がします。
ボール回しにしても、テクニックにしても、もっと出せたはずですが・・・。
組織的に甘かったので、その配慮が、負担になっていた気がします。
ちょっと残念でしたね。