采配の負の連鎖:清水エスパルス – セレッソ大阪

 

 

アウエイで0-4の大敗。

 

綺麗な形で采配が裏目になった。
見ごたえのある・面白いように、崩れてしまった。

 

その采配の裏目の連鎖とは?

 

まず第1に先発メンバー。
村松はサイドバックでよかった。
しかし、前節、数的優位の段階でサイドにコンバートされいいプレーをした真希をサイドに。
アウエイを考えれば、無理はする必要はなかった。それでなくても、先行逃げ切りのチームではないし、しっかりゲームに入ることを優先するべきであった。
これは、采配ミスであったと思う。

 

ここからが本格的な負の連鎖、
試合開始直後、エスパルスがいい形で攻撃が進んでしまった。
大悟のヘッドが入っていれば、少しは変わったかもしれないが、枠を外し、その後も、早いボール回しが続く。
10分過ぎまでは、完全にエスパルスペース。

 

その後、
セレッソは、真希の裏へのロングボールで起点を作ろうとしていた。
シンプルな攻撃ではあるが、徐々に要領をつかみ出す。
エスパルスもそれなりのサッカーができているので、その部分のケア、守備への意識を打ちだせない。

 

そんなこんなで前半が終わる。
この段階でエスパルスが勝つためには、テンポを変えることだった。
球回しは早いが、安定感がない。
少し無理した球回しになっている。
もっと、ゆっくり、たまにはドリブル、たまには、ディフェンスでの球回しなど、緩急をつける必要があった。

 

後半。
前半同様、単調な攻撃が続く。
単調だからと言って、チャンスがないわけではない。
これはタチ悪い。明らかに悪いのであれば、もっと早く手を打てるが、なんとなくという形で、徐々に相手の精度が上がってくる。
後半から入れた枝村も、前がかり気味。

 

相手のシュート数も増え、そろそろ、流れを変えなくて・・・・と思った矢先のセットプレーから失点。
そして、点を取りにいく姿勢が、さらなる負の連鎖を生む、続けて失点。

 

後半だけで4失点となった。

 

 

監督としては、難しい試合ではあった。
流れがいい段階で修正はしたくない。
早く先制すれば、試合をコントロールできそうであった。
ポジションチェンジをする形で、対処するタイミングがなかった。

 

綺麗な形で、金縛りにあったような試合で後半4失点。
悪い言い方かもしれないが、試合の入りがよすぎたことが敗因だったといえるだろう。

 

でも、
敗因も見えているし、監督も選手も消化不良は実感しているだろう。
ただ、疲労は残っただろう。
頭も疲れだだろう。

 

 

中3日でナビスコ杯 1回戦。
絶対負けられない甲府戦。
アウエイで0-1で負けている以上、また、週末にも試合があることを考えると90分で終わらせたい。
2-0ですんなり勝利したい。
と言うことは、3-1をベースをした試合をしなくてはならない。
後半しっかり点を取れる布陣、後半しっかり守れるメンバーで臨む必要がある。

 

高木を先発に、前半である程度試合を決めれれば・・・・・。

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