エスパルスを育てるのはサポーターだけではなく、それ以上にメディアかもしれない

こんな記事を見た

大前に関して、
左伴社長:11月29日に1回目の契約更改をして、残留は当然と思っていました。
12月23日に大宮からオファーが来て、全力で慰留しましたが、本人は『裸一貫でもう1回やってみたい』と。涙ぐみながら、『静岡も清水も好きだ』と話してくれた。
1月7日に会って話して、もう仕方ないなと思いました。
・・・・・
 昨季チーム2位の18得点を記録した大前が抜けた穴は大きい。
それでも、FWを補強していない現状についての質問も飛んだ。
小林伸二監督(56)は「コレクティブ(集団的な)を追求して、若手の伸びをうながしながら、みんなで穴を埋めたい」と説明。
この日、左伴社長が発表した今季の目標「1ケタ順位」に関しては、「15勝、勝ち点50は取らなくちゃいけない。前半戦から力を出していきたい」と話した。
【保坂恭子】

新体制発表記者会見の内容の抜粋であるが

その中で

昨季チーム2位の18得点を記録した大前が抜けた穴は大きい。それでも、FWを補強していない現状についての質問も飛んだ。

大前が抜けた穴に関して、FWを補強していないことの質問って

だれがそんな質問をした?

少なくともエスパルスを分かっていれば、大前が抜けた穴は大きいが、

その穴埋めを改善策と考えるのは甘い。

もっと改善しなくてはいけないこと、新体制発表のメンバーだけはJ1を戦えないのは見えて取れるはず。

監督、チームへの貴重な質問として、質問の質がこんなに低いようでは、エスパルスが「1ケタ順位」は難しい。

チームが「1ケタ順位」を狙うのなら、その理由だったり、その道すじだったり、その所以をもっと突っ込まなくてチームの成長難しい

今回、
FWを補強についての質問という愚問をしているようなメディア(質問者)は、正直、エスパルスのことがわかっていない、

逆に言えば、エスパルスをJ2に落とすために送られた、刺客ではないかと思ってしまう。

この質問者は静岡新聞の記者でないことを願う。

ただ、それに対して、
小林伸二監督が
「コレクティブ(集団的な)を追求して、若手の伸びをうながしながら、みんなで穴を埋めたい」

と説明したあたり、彼の現状把握、危機感、今後の見通しを含めた対応にはホッとする

合わせて
・ボランチとセンターバックができる外国人選手が来日し、メディカルチェックを行っていると発表。
・大型のボランチも、海外でチェックしていると明かした

あたり、1サポーターとして、フロントの対応を評価できる。

もちろん、動きとしては、後手過ぎるかもしれない。

時間的な問題を考えれば、1日もはやく発表したいところだし、獲得すればOKということではないが・・・・。

最後に
もっと突っ込んでもらえるのであれば、

FW白崎凌兵(23)が背番号「10」について質問してもいいのではないか?

彼は10番を背負うだけの資質なのか?そして、それだけの期待をしていいのか?

消える時間も多い彼が、今年10番をつけ、更なる飛躍を期待していいのか?

ここまで突っ込むのがメディアとして質問かもしれない。

少なくともサッカー王国として君臨してきた清水の人間(サポーター)は、その質問ができる資質の集まりだと私は思っているが・・・。

じいさん、ばあさんのサッカーの見る目が厳しいことが売りでもあり、

現代サッカーについてこれないじいさん、ばあさんもいるが、それはそれで、サッカーの歴史でもあると思うが・・・。

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