讃岐の2-1で勝利し、7連勝。
得失点を考えると、3位以内確定というところだろう。
ただ、エスパルスはJ1に上がることがことしの命題。
まだ、自力での昇格を決めることはできないが、今節札幌の負けで、ターゲットが松本と札幌の2チームとなった。
とはいえ、
残り2試合、1勝1分けで昇格を確定する松本・札幌の優位は揺るがない。
さらに気をつけないといけないことがある。
エスパルスは残り2試合で2連勝したい!
2連勝は、一般的に調子のいいチームでは難しくはないだろう。
ただ、9連勝はそう簡単にできるものだろうか?
さらに、プレーオフまで考えると、11連勝となる。
なにが言いたいかというか、当たり前であるが、1試合1試合気が抜けないということだ。
讃岐戦、2点を取ったあと、プレーが緩慢になった。
選手同士の中で、向かう方法がバラバラになるようなところがあった。
3点目を取りに行くのか?
時間を使うのか?
この辺の乱れから、セカンドボールを支配され、流れを悪くし失点になった。
今、結果的に連勝で来ているが、内容はまだまだだしもっと上を目指したい。
犬養が返ってきて守備面で安定感、後ろでのボール回しもよくなった。
大前も枝村も河井も返ってきたし、これからもっと調子を上げてくるだろうから、勢いは本物と言っていいかもしれない。
ただ、勢いを余裕という思考にかえてはいけないということだ。
前回も書いたが、リーグ戦の前に、水曜日に天皇杯のガンバ戦がある。
これをどう戦うか?
北川、金子のツートップでサプライズを起こせるとは思うが、守備陣をどれだけいじるか?
その前に、どのような位置づけの試合として監督は選手に伝えるのか?
というところだろ。
今エスパルスがおかれている状況は、リーグ戦残り2試合を連勝することは目標ではない。
とはいえ、安易に天皇杯を捨てるという策がプラスに働くとも思えない難しい状況をどう、小林監督が裁くか?
ここが1つの注目だろう。