快勝!清水エスパルス-レノファ山口FC

前節でも褒めたが、山口戦はしっかり結果も出せた。
4-0の快勝。

取りたい時間に点を取り、選手交代も含め、非常にいい流れの90分を戦った。

先発の石毛は、金子の代役とは言わせないだけのハツラツとしてプレー。
本来、これくらいのプレーは朝飯前くらいのポテンシャルではあったが、ここ数年、思いっきりさにかけ、合わせて伸び悩みも重なり結果がでなかったが、これがきっかけになりそうな、動きの質であった。

もちろん、彼にはもっと上のレベルのプレーを期待されていたわけだし、今のプレーに満足はしてほしくないが、鄭大世としても組みやすいコンビ誕生を予感させた。
白崎との連携はいまいちであったが、もっとかみ合って来れば、大前の帰ってくる場所がなくなるだけの前線になってもおかしくない。

やっとと言っていいのかわからないが、
本来のポテンシャルをチームとして発揮できる状態に来ていることは間違いなく、これを煮詰めていきながら、次の課題に着手していきたいところだろう。

その課題が、90分通しての流れの作り方。
(余談だが、3年前には、再々出てきた言葉だが、久しぶりにこれを書けることは少しうれしく思う。)

その1つが、ディフェンスとボランチのボールの持ち方、もらい方。
どうゲームの緩急をつけることができるか?
ここが1つのポイントとなるだろう。

相手にボールを持たせる時間、ボールを持たされる時間の打開策、まだ、順位は上位にはいない。

これから順調に上がっていけるとは変わりないし、勝ち点が順調の積み重ねられない時も来るかもしれない。
合わせて、けが人や相手の研究にも合うだろう。

そこをシンプルに修正できる術を見出していくところまで期待したい。

ここ数試合、監督を含むチームスタッフの相手分析はまずまずできているが、この部分のレベルはもっと上げなくてはいけない。

毎回、うまくいくわけではないが、J1復帰にはここの1つのポイントとなるだろう。

最後に
気になるところを1つ
点は取られていないがここ数試合でもよく見られる、ボランチとディフェンスラインの間に危険なゾーンが見受けられる。

誰が詰めるのか?ポジショニングに無理はないのか?

少し見直したいところ。

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