河井をサイドバックに、村松と杉山の中盤、瀬沼の先発。
高木を後半の勝負どころでというメンバーを見ると、
現状、1,2を争うベストメンバーと言ってもいいだろう。
とはいえ、サッカーの内容が悪すぎる。
清水エスパルス
林 彰洋 1 GK
カルフィン ヨン ア ピン 4 DF
平岡 康裕 3 DF
吉田 豊 28 DF
河井 陽介 10 MF
村松 大輔 5 MF
杉山 浩太 6 MF
石毛 秀樹 8 MF
八反田 康平 7 MF
バレー 9 FW
瀬沼 優司 11 FW
前半、監督からも指摘があったが、ボールをまわすことができず、ロングボール主体のサッカーになってしまった。
瀬沼とバレーのコンビでのロングボールは決して、悪くないと前回書いたが、単調すぎることで、トップにうまく当たらず、中盤でのケアがばらばらでもありセカンドボールを拾えない。
開幕戦の回顧で書いたが、ロングボールは、あくまでもサイドのスペースを作るためのフリであり、攻撃パターンがこれではいけない。
その意味では、深刻な攻撃パターンに陥っていた。
ディフェンスでもっとボールを持ち、いい形で前線にボールを渡す。
サイドバックが積極的に動けない今は、少し我慢が必要であるが、本質の部分の再認識を行いたい。
キジェが、いない今だからこそ、石毛と河合のポジションチェンジなど、サイド攻撃へのバリエーションとそのためのスペース作りの工夫をしたいところだろう。
また、石毛も高木俊幸も、もっと中でプレーし、ミドルを狙っていきたいところだろう。
終わりに
前の試合でもそうであったが、
ロングスローにもチカラを入れているようだ。
カルフィン、内田のスローからチャンスを狙う形のようだが、こちらに関しては1つのセットプレーとして考えれば、非常にいいオプションであると思う。
現状、バレーの頭にあわせられず、コンビネーションがバラバラであるが、ロングスローに見せかけたトリックプレーも効果が出てくるだろう。
ナビスコの2試合入る。
ここで、新たなメンバーが試されるだろう。
結果も大事であるが、ボールをまわしをスムーズにするにはどのような動きが必要か?そして、どんなテンポの選手がマッチするのか?チャンスを物にする若手がまた出てくるかもしれない。