2011年キャンプも始まりました。
選手の移動もひと段落し、今季メンバーも、ほぼ固まりました。
(岡崎に関しては、まだ、オフィシャルサイトで移籍の報告がなされていませんが・・・)
今年のエスパルス、普通に考えれば、J2に降格したチームの様な選手の放出状態ではある。
しかしながら、中途半端にメンバーが変わるよりは、監督が変わり、ポジション争いをフラットに持っていく意味では、楽しみも多い1年になりそうだ。
とは言っても、戦力ダウンは確実。
昨年自体も、正直小粒な選手を組織でカバーしてリーグを戦ってきただけに、さらに、厳しい1年になることは覚悟しなければならないだろう。
監督の方向性を選手が理解し、そして、連動するまでには、時間はそれほどない。
幸いにも守備陣は、ある程度そのままだけに、まず、バック4枚と山本海人、バック4枚と中盤底の連携だけは確立して開幕にのぞみたい。
小野のポジションをトップ下にしたようだが、ある程度自由にプレーさせるだろう。
昨年から言っているが、小野は動きすぎないこと。回りをうまく使う彼の良さが出る形は、どちらかというと、中盤底に位置するくらいがいいだろう。
先発メンバーも読めない。
ディフェンスはある程度固まっているが、フォワード登録選手では、大前だけが確定ではだろうか。(MFでの出場かもしれないが)
中盤登録選手では、小野だけだろう。
それ以外は、まだ、まだ、わからない。
先を見越して、若手を試すか?柱という部分でベテランで行くか?
楽しみの1つである。
監督が変わったことで、今までの先入観がなくなる。
枝村を、中盤底で起用するかもしれないし、浩太をもっと表に出てくるかもしれない。
岩下も新しいポジションを与えられるかもしれない。
逆に当たり前に主力だと思っていた選手がベンチ外になるかもしれない。
昨シーズンから大量13人が外へ出ていったことで、人間関係もズタズタになるかもしれない。
逆に、そんな状況だから、結束するかもしれない。
今、行われているキャンプは、例年とは違い、チームとして煮詰めのキャンプではない。
発掘のキャンプである。
その意味で、選手たちには精一杯アピールしてもらいたい。
1人でも多く、いい意味で期待を裏切る選手が出てきてほしい。