勝たなくてはいけなかった試合;清水エスパルス – セレッソ大阪

シュート数 3-15
圧倒的にセレッソに押し込まれた試合でした。

さらに、前半2つ、ポストに助けられ、字面的にも完敗でした。

 

しかし、私からすると、この試合は勝たなくてはいけない試合でした。
90分を通してという言葉を良く使いますが、この試合に置き換えると先制はしたものの前半終了間際に逆転されて1-2で前半を終える。
後半もセレッソの流れで時間は進む。
とはいえ、セレッソは決まるべきところで決めきれず、流れはいつ変わってもおかしくない状況。

 

そして、満を持して石毛を投入。
彼がスペースに流れたり、積極的に仕掛ける。

 

このタイミングから、一気にエスパルスの流れに変わった。
そして、すぐさま、2-2に追いつく。
残り時間は20分。

 

本来であれば、残り20分はエスパルス時間。
逆転勝利はほぼ決定的であった。

 

しかしである。
その流れを、チームとして利用することが出来ず、いやいや、そのチャンスタイムに気づくことなく試合を進め、逆転負けとなった。

チームとして、やるべきことが出来ず、さらに、流れを読むことすらできなかった。
さらに、選手交代で動くことが出来なかったあたり、完全に勝ち点3を失った試合であったと私は考える。

 

降格ゾーンのセレッソの気持ちの乗った攻撃も悪くは無かったが、穴はたくさんあった。

 

たらレバになるが、
小林を入れておけば、確実に変わっていただろう。
前回でも書いたが、河井を真ん中に持ってくるだけでも、流れは変わっただろう。
選手交代ではなく、村松とのポジションチェンジだけでも良かっただろう。

 

さらに言わせてもらえば、
金 と 杉山 は、この試合においては、確実に悪かった。
厳しいジャッジを選手交代で見せ付けるというお灸もあっても良かったと思う。

 

勝てるチャンスを逸し、負けるべくして負けたわけなので、コレくらいでいいだろう。

 

 

問題は、ここからだ。
今の一番の問題を一言で言えば、
このメンバーで熟成していってもたいしたチームにならないということ。

 

ボールをまわしながらゲームを作れるわけでもなく、ダブルボランチ的でありながら、お互いの良さを消しあっていたり、若干無駄な試合を続けているように思う。
海人にしても、今までの林のパフォーマンスを上回っているようには見えない。

 

監督が何を思い、考えているのか?
見据えているものが、なんとなく分からなくはないが、少し考えすぎのようにも思える。
今年のメンバーは、今年しか使えないメンバーである。

 

限りあるメンバーの中での試合は続くが、
次の試合は、少しメンバーが変わってきてもおかしくはないだろう。

 

終わりに
杉山 
もっと前後の動きで自分の良さを見せて欲しい。球出しやボールキープが彼の良さではない。

金賢聖 
コンディションが試合後とに落ちている、そろそろベンチスタートから自身でチャンスを奪うタイミングだろう。

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