ヤングなでしこの壮行試合。
2-2でカナダに引き分けました。
民法で放送するほど、加熱していますね。
1つ言えることは
監督の目指すサッカーが、見えないということ。
ゲームを支配してテクニックを活かすサッカーを目指すには、組織がしっかりしている必要がある。
後ろでボールをしっかり回すとか、中盤が献身的に動くとか・・・・。
ワーワー子供のようなサッカーで、監督としての意図が見えない。
ヤングなでしこから、なでしこへのエスカレーターを敷くのであれば、より一層大事な話。
そこがなんとなく不安。
勿論、結果としては、それなりには頑張るだろうし、ホスト国である以上、最低限ベスト4は必須だろうが、ゲームを支配されたときにどう監督が動くのか?ここが一番の注目。前係になってやれる絵は私には浮かぶ。
また、岩淵が選出されていないわけだが、この大会自体、通過点のような大会であることにはかわりない。
しかし、将来的に考えると、彼女がこの世代でしっかり中心選手として結果を出すということは、ホスト国である以上、必要ではないだろうか?
オリンピックがどうだとか、怪我をしていたとか、説明になっていない釈明をしていた。
大人の事情で呼べないという印象は薄く、女子のU-20なだけに協会の力不足とも思えない。
一言で監督が、岩淵を嫌っていることはわかる。
岩淵以外にもまだまだ、いい選手はいるというのもわかる。
彼女中心のサッカーより、まとまりのあるサッカーをしたいという選択をある時期にしたのだろう。
そのためにチームを作ろうと思ったが、結果的に、ジーコジャパンのような見せるサッカーになって、組織など何も見えない状況は、いかがなものか?
若い世代だからこそ、大人のサッカーができたチームが勝ち進める。
そこに勢いがプラスされたチームが優勝する。
壮行試合で2-2で引き分けたことが、逆にチームにまとまりを持たせることになることにかけたい。
いい意味でも悪い意味でも、浮かれているサポーター、メディアが現実を知る大会だと思っている。
私としては、結果は別として、上でも使える選手が1人でも2人でも成長してくれればいいと思っている。
技術では優勝できるものがあるからこそ、世界大会で”結果を出すためのプレー”が何人できるのか?
それが個として成長だ。