くさび・プレス・選手起用:清水エスパルス- サンフレッチェ広島

 

開始早々、失点し、後半10人と数的不利になり、そこから2点取って逆転勝ち。

 

奇跡に近い試合であった。

 

しかし、今まで、いい試合でも勝てなかったエスパルスとは、明らかに変わった部分があった。

 


先発メンバーは
山本 海人 1 GK
吉田 豊 28 DF
カルフィン ヨン ア ピン 4 DF
平岡 康裕 3 DF
李 記帝 33 DF
河井 陽介 17 MF
杉山 浩太 6 MF
小林 大悟 10 MF
大前 元紀 11 FW
石毛 秀樹 32 FW
アレックス 7 FW

 

河井を中盤にもどし、杉山と小林を中盤の底に。
前半からくさびのパスで、相手の守備を前後に引き出す。
明らかに今まで見られなかったスタイル。

 

前線からの守備も若干強引ではあったが、勝利への気持ちが入ったプレスであった。
先を見通せば、あまりいいことではないが、この試合にかける気持ちと、プレスの質を今後上げていこうという姿勢も見て取れた。

 

そして、選手起用。
私のよく言う、90分ゲームを作れるメンバーが、ベンチにスタンバイしていた。
流れを変えるプレーヤー、高原、そして高木が2人いることは、大きかった。

高木と高原がベンチにいること自体、ナビスコでも使いたいという意図があるようにも見せますが、彼らが入ることで、数的不利でピンチも多い状況でしたが、確実にチームの士気は上がり、カウンターの形を取ることができました。

 

この試合、一言でいえば、高木の頑張りと言うことですが、その裏では、この試合にかける選手・監督の意図・気持ちがうまくかみ合い、それに神様が微笑んでくれ、大きな勝ち点3となりました。

 

ポジションチェンジした河井のサイドバックも守備面、バランス面でいいものがありました。

タイトルとURLをコピーしました