秘策!なでしこジャパン!ブラジル撃破!

 

 

2-0でブラジルにしっかり勝ち、準決勝進出を決めた。

 

この試合、ブラジルは3バックから4バックに変更し、試合開始からボールを支配し攻撃的に攻めてきた。

 

この流れ、大会前のアメリカ戦でやられていたことをあり、一瞬危ないと感じた。
合わせて、予選リーグの3試合で試合らしい試合をしていないだけに、逆に対応が心配であった。
しかし、そこにはしっかりした対処。
秘策があった。
サイド攻撃への対処は、澤、阪口がケアするのではなく、川澄が宮間がサイドへ流れることで守備への人数をかけた。

 

このブログでも、鮫島のサイドを簡単に抜かれるという不安を、数的優位で回避するとともに、その鮫島と逆サイドの近賀ともに、エリア内に入り、エリア内の守備での厚みをもたせた。

 

同時に、ディフェンスラインの押し上げをしっかりすることで守備一辺倒にはならず、カウンターへの備えも十分であった。

 

ブラジルからすれば、制圧しようとしたこもあるが、守備的すぎる日本代表に怒りを感じたかもしれない。
コンディションも良かったことも重なり、マルタには仕事らしい仕事をさせず、さすが!というなでしこの試合であった。

 

個人技とパス回し、支配率はブラジルに圧倒さらた感はある。

早めにつめているにもかかわらず網にかからない、フィジカルで負けるという、なでしこの試合ではあまりお目にかからないブラジルのテクニックと強さ、それでも、前を向かせてもスピードにはのせない、高さで劣っていてもしっかり身体をつける、やるべきことをしっかり遂行し、そして無失点で試合を終えたことはチームとして更に成長することだろう。

 

これで、次は、フランス戦。
ブラジル戦でいい経験をしたことで、フランス戦は戦いやすくなった。

 

私の中で、フランス戦は、それほど、難しい試合になるとは思っていない。
大会前に負けたが、コンディションも良くなかったし、逆に相手のことを知ることができた。
ブラジルよりは全然怖くない。

 

私としては、スウェーデンが来ると思っていた。
スウェーデンのほうが、安心という油断が怖かっただけに、フランスが来たのは、その意味でも、気合の入ったなでしこの試合をみることが出来るだろう。

 

 

1つだけ、金メダルを取るチームとして気になることがある。
90分戦うという部分での、バックアップメンバーの信頼がなさ過ぎる。
緒戦のカナダ戦、そしてこの試合も、選手を代えるに代えられない状況があった。

劣勢な場面、キーポイントとなる場面でのジョーカーがいない。
今のチームは、11人に90分任せた!という状況となっている。
そこが1つ心配

 

終わりに
決勝はアメリカだと思うが、番狂わせで開催国イギリスもあると考えていたが、準々決勝でそのイギリスがカナダに敗れるとは・・・・。
アメリカには追い風も吹いているなぁ~。

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