サッカーもわからない、経済誌の編集長が、なでしこ南アフリカ戦の前にこんなことを言ってた。
「一生懸命やって1位通過しかない!」
「策をこうじて優勝したチームなんかない!」
っと。
おいおい、メンバーを変更して、主力を休ませること自体、策でしょ?
金メダルを狙うためには、予選はあくまでも、問題点の修正に当てる、どれだけボロを出すか?という時期でもあるのです。
あるサッカーのサイトでは
「絶対、南アフリカに勝って1位で抜けなくてはならない!」
っと。
絶対かなぁ?
流れで1位はあってもいいが、2位で抜けられるチャンスをものにするのも1つの手段。
絶対かなぁ~?
まぁ、試合が終わって、2位通過が決定した。
あとは、気持ちを次の試合に向けるだけ。
これからが本番!
決勝トーナメント
なにが起こるかわからない。
ただ、
コンディション的に最高の形が取れた(移動もなく主力温存)だけでなく、
それ以上に
手の内を何も見せずにここまでこれた
ことは非常に大きい。
大野、川澄のドリブルを見たか?
澤の光るプレーはあったか?
やっぱり阪口だよ!といういぶし銀のプレーはあったか?
宮間のセットプレーでのトリックは何回みたか?
見たものと言えば、
大儀見の献身的な守備とボールキープでのタメくらいだろう。
準々決勝の相手はブラジル。
スピードとテクニックのあるマルタは、日本には、厄介な選手ではある。
早いチェックとつぶしで封じ込めたい。
チーム力という部分では、しっかりつないでペースを作り、本来のなでしこのサッカーができれば、自爆してもおかしくないチーム。
なでしこの武器である気持ちと流れを読む力で、準決勝進出を決めてほしい。
不安な部分
やはり、守備面。
1次リーグでも、少しはその辺のぞかせていたが、それに対する対策は大丈夫か?危機感をもっているのか?
W杯では1次リーグで問題が明確であった。よって、それに対する危機感、修正を繰り返しながらトップを獲った。
その分では、今回少しヌルイ気もする、それが少し不安である。
ブラジル戦は、
阪口と澤のセンターラインがポイントとなる。
終わりに
手の内を見せずに終わることだけは避けたい。