0-3でマリノスに負けました。
0-0の段階までは、明らかにエスパルスが試合を支配し、早いチェックでいい場所でボールを奪い、あとは決めるだけという状況でした。
しかし、結果は0-3で完敗。
いつもながら、実力差を感じさせない敗戦でしたが、
前回も書きましたが、ここまでくると点をとる1つのパターンを確立したいところです。
前半高原が、アレックスのクロスに対して、ニアーに走りヘディングシュートをしましたが、ゴールマウスの枠をはずすシーンがありました。
あの場面に関しても、明確に1人はニアイにつめるという決め事が出来ていれば、もう少し高原も余裕を持って対処できたでしょう。
出しての精度もあがるでしょう。
パターンを複数持つこともいいですが、現状では明確な決め事を徹底し選手間の意志を統一したいとこです。
準備が不十分のまま、ボールが供給されて、枠をはずしている、決めきれない、今の症状に対しては、何かしらの対策が必須です。
チャンスが少なく、点が取れないという状況ではありません。
チャンスを、より得点に近づける処方箋が必要でしょう。
もう1つ。
ゴトビは、なぜか、最近、選手の良さを見失っているように思えます。
少なからず、いいサッカーをして、今後期待させた時期の先発メンバーは↓です。
林 彰洋 31 GK
吉田 豊 28 DF
岩下 敬輔 5 DF
カルフィン ヨン ア ピン 4 DF
李 記帝 33 DF
村松 大輔 2 MF
アレックス 7 MF
河井 陽介 17 MF
ジミー フランサ 9 FW
大前 元紀 11 FW
高木 俊幸 13 FW
河井やアレックスのFW登録はありえませんでした。
中盤の底に顔を出しならが、流動的にマークをはずし、地味にチャンスを作っていました。
高木の先発は必須でした。
左サイドから、中に切れ込み、李との連携は相手の脅威でもありました。
もちろん、登録は形だけで、流動的に別のポジションを行うのは当たり前です。
しかし、形だけだからこそ、違和感は無いほうが望ましいと思います。
高原を後半から使うという絶好のシチュエーションも、この時期ありました。
しかし、当時はコンディション的に無理できないという状況だったためで、今であれば、フランサの部分は高原ということにはなるでしょう。
終わりに
この試合、早いプレスでいい場所でボールを取る、多少無謀でも、ボールをまわすという意図を見ることができました。
しかし、緩急という部分で、若干単調な攻撃になっていたように思います。
点を取ることも大事ですが、点を取られないことも大事です。
どこかでかみ合えば、すぐ打開できそうな状況ですが、それが続いている以上、今のままではいけない状況には来ているのではないでしょうか?