フランスに0-2と敗れました。
フランスは、コンディションもよく、個の質、スピード、展開力、さらに、高さとフィジカル、いいものを出しました。
オリンピック前に、ここまでさらけ出したことで、アメリカの警戒をより一層高め、逆に言えば、分析されちゃんじゃないかな?
っとさえ、敵ながら心配してしまいます。
なでしこに関しては、タイプの違うチームと実戦レベルの試合ができたことはかなりプラスとなるでしょう。
では、そのなでしこの話へ。
得点シーンは、センターバックの背後をつかれる形でしたが、予定通りサイドバックの守備の低さが出ました。
前回に少し書いた鮫島ですが、スピードで勝負するタイプでなく、タイミングとテンポで攻撃的に勝負したいのですが、守備への意識がいいものを殺している感じです。
この試合に関しては、ドリブル・センター攻撃が多いフランスだったのでボロが出にくかったのですが、鮫島の守備で気になるのは、簡単にセンターリングを上げられるという部分です。
足・身体に当ててスローイン・コーナーに逃げるとか、身体を寄せてセンターリングの精度を下げるなどの守備に不安があり、予選リーグでその辺のケアを行いたいところです。
多分、昨日のフランスが、個の部分で警戒させた上で、サイド攻撃を仕掛けてきていれば、さらに点差は開いていたでしょう。
こんな不安なことを書いてはいますが、まだ、本番ではありません。
鮫島が後半、前に出たことで良さを少しは出し、ターゲットが増えたことで攻撃に幅が出ました。
阪口が守備的にしっかりケアしているため、前で勝負することで、流れも変わります。
幾度となく外した大儀見も一番自分がわかっていることでしょう。
本番まで1週間
コンディションを整えながら、気持ちを入れていくということですが、大野しかり、川澄しかり、まだまだ、こんなものではありません。
本番ではもっと仕掛ける場面が増えるでしょう。
増えることで、パスサッカーがよりスムーズになるでしょう。
チームとして出来すぎていることが、逆に弱点でもありますが、そんなチームだからこそ、新しいヒロインがベンチ出てきてほしいです。
ローテーションもタイトなので田中明日菜、岩渕真奈あたりが、チャンスをつかめるか?
っといったところでしょうか?
終わりに
フランス戦の敗因は、もう1つ
それはピッチ!
ボールの転がらないピッチだと、日本は苦労しそうです。
本番のピッチはどうなんでしょう?