めったにお目にかかれない試合:エスパルス-柏

 

 

非常に、興味深い試合となった。

 

試合内容、審判について書く前に、

 

スカパーの解説の玉乃淳さんについた書きたい。
スカパーの解説では、ここまで、アウエイ贔屓の解説者ははじめてである。

 

基本的に、ホームチームの出身者やそれに近い人が、解説に入ることが多いので、ホーム贔屓の解説が繰り広げられることが多い。

 

しかし、この試合、解説が玉乃淳さんだったこともあり、
気持ちが強く、エネルギッシュな解説が売り物ではありますが、それにしても最初から、柏べた褒めという解説。

 

別に、試合を左右するものではないので、関係ないですが、めったにお目にかかれない解説でした。

 

 

 

それでは、試合の内容を
ご存知とおり、3-1から逆転されました。

 

正直、もったいない試合ではありましたが、細かい見方をすれば、非常に難しい試合でした。

 

前半で11対10と数的に不利になり、後半奇跡的に2点取り、3-1になったが、そのあと10対9というさらに厳しい状況に追い込まれた。

 

数的に11対10と10対9は、かなり違いがでる。
11対10であれば、うまく切り抜けることができたと思います。
しかし、
10対9で、攻守、ポジショニング、戦術がすべて壊れました。

 

ボールを持って時間をつぶすことも出来ず、守り一辺倒という結果になりました。
ボールを収める人がいない とか、 ボールをキープでないということではありません。
それが出来ないのが、10対9という現実なのです。

 

監督も悩んだと思います。
3-1になった段階で、今日は絶対負けないという気持ちは確信したと思います。
しかし、吉田のレッドで、それは崩れました。

 

3-1から、追いつかれ、そして逆転。
しょうがないとしかいいようがないでしょう。

 

 

 

それでは、主審の西村主審の話。
何度も書いていますが、西村主審は、序盤の限りホームチームよりのジャッジが有名。
よって、序盤、いい笛を吹いていただいていました。
しかし、その笛をうまく生かすことが出来ませんでした。
PKをはずし、無駄な失点。

西村主審に関して、
 最初のPKのシーン、那須になぜイエローが出なかったのか?
 一発レッドのジョルジに対して、吉田にイエローは必要だったのか?
 レアンドロに対してのジャッジがなぜ、微妙に甘いのか?
細かい言いたい部分はある。

ただ、西村さん自体も、ここまでつぶすつもりはなかっただろうし、お互いから非難を受けるような結果は望んでいなかったはず。

世界でもいい笛を吹く、西村さん本人自身も、結論を出しずらい試合となったことだろう。

 

 

 

最後に、
10-9になった段階で、途中出場の高木に変えて、杉山を入れた。
11-10に段階では、この交代はなかったと思うが、10-9であれば、納得の采配・・・といえただろうか?

システム的なことを考えれば、納得できるが、肉体的な部分を考えれば、別の選択ではなかっただろうか・・・・・?

タイトルとURLをコピーしました